【雑談】本の紹介っぽい何か
この雑談は
の12月18日文の記事(?)です。多分...
最近読み直している本をさらっと紹介します。
これです
Running Leanという本です。
邦題に「実践リーンスタートアップ」とあるように、リーン(贅肉をそぎ落としたような状態)でのスタートアップ(起業)について『概念的で眠くなる説明』ではなく『実際に著者が成したWebサービスや本の執筆をもとに具体的な例での説明』がされています。電車の中で読み進めるのにもおすすめです。(概念的な話は電車の揺れで眠くなりますものね^^)
起業のためだけではなく、学生さんたちがアプリ制作・自由課題制作・卒業研究・プログラミングコンテストなどの「制作物の評価を得る所」に出す作品を作る上でもとても役立つ内容が書かれています。先生という立場の人たちだけが評価する所なら「アイデアだけ」の欠陥だらけの作品でもまあ良いのですが、外部企業審査員や学校理事(学校という企業の経営者ですね)などが評価をする場合は「商売として成り立つ」作品でないと高い評価はされません(と思います)。
最初の方から一部引用すると、
「Running Leanとは、リソースを使い切る前にプランAからうまくいくプランへと反復的に移行する体系的なプロセスです」
「顧客は課題のことを気にかけているのであり、あなたのソリューションには関心がありません」
「スタートアップの最も大きなリスクとは、誰も欲しくないものを作ることです」
「アイデアは安くても、それに取り組むコストは高いのです」
アッシュ・マウリャ著「Running Lean」(オライリー・ジャパン)
とあるように、アイデア倒れではなく、顧客(評価する人)に真に要望されるアプリ/サービスを構築するプロセスが実践的に示されています。
実際のプロセスについて本を読んで確かめてください。
おしまい。
p.s.
これのアマゾンでのコメント欄が面白いです。元ラーメン店主さんの話とか ^^