みなさま年末進行お疲れ様です。忙しい中ですが何モノにもなれないHiekichiがお送りいたします。ネンマツシンコー!
これは
の12月23日の記事です。たぶん・・・
・・・というわけで、表題のとおりライドデバイス「キックウェイ」(by ハシラス)用のアプリを作りました。
作ったのですが、どこまでオープンにしていい情報なのかわからないので、絶対に大丈夫だろうということを箇条書きで記してみます。
■キックウェイについて
・キックウェイは風(サーキュレーター)と床移動(左右にちょっと動いたり振動したり)を制御できる乗り物風デバイス。VRと連動させて体験させることで体験の質を向上させる。
・キックウェイとUSBで繋がっているPC上でキックウェイのハードウェア(HW)を制御するソフトウェア(サービス)が動いている。キックウェイ対応アプリは専用のコンポーネントを介してHWの制御をサービスに依頼している。ちなみにIPアドレスを指定するだけの簡単設定。
・ハードウェア制御ソフトウェアへの依頼(指示)は、スクリプトから行うこともできるけどTimelineに風とか床移動とか床回転のトラックを作成して、時系列に沿ったクリップを配置するだけでOK。素晴らしい。
■作ったアプリについて
・グライダーに乗って飛ぶのを体験するっぽい気持ちのアプリ。
・風を受けて(サーキュレーターが回って)乗ってる(つもり)のグライダーが回転したり浮上したりする。そのグライダーの移動に合わせて風や床移動などのクリップをタイムラインに配置した。
・カメラの移動はタイムラインで行わせるのがふつ~だと思うけど、Cinemachineを使ってみたかったのでそいつのDolly Cart機能でOculus用のカメラ(OVRCameraRig)を移動させている。
・Oculus Quest 2用のアプリとして作った。キックウェイに繋がっているPCで動くHTC Vive用のアプリとして作るのが普通だと思うけど。
・開始と終了がめんどくさい(ViveだとPCのキーボードで開始が指示できるけど、Oculus Questだとそうはいかない)ので、アプリ起動とともに児童開始されて延々とループするようにした。
・アプリ開始と同時にDolly Cartでのカメラ移動と、Timelineの開始を行う。カメラの移動が一周したタイミングでTimelineを再度実行させるようにしてみた。まあ、だいたい合ってればいいかなと。
■その他
・HTC Vive用のアプリも初めて作ってみた。でもやっぱりなんか性に合わない。なぜだ?
動作はこんな感じです。Vive用に改めて作ってみました。適当な無料アセット(Skybox、シーンなど)をダウンロードしてSteamVR PluginやCinemachineの設定、Timelineなどを作って手直しして・・・で、2時間くらいでした。
というわけで、23日の記事でした。
明日は @godan09先輩の「ちょっとポエムでも書くか「入社3年目から見える風景 もしくは 激動の2020年と2021年生存戦略」」という記事です。後輩の皆様ご拝聴くださいませ。楽しみですね。セイゾンセンリャクー!
おっと、明日の晩はクリスマスですね。昔は「日没から翌日の日没までが1日だった」ので、12月24日の日没から12月25日の日没までがクリスマスであり、12月24日の日没から12月25日の日の出までが夜(クリスマスのイブニング=クリスマスイブ)である。ってことをアイザック・アシモフ先生のエッセイで知った、ということは毎年なにかしらで伝えていきたいと思います。
間違っても23日をイブイブとか言うなよ!
では良いクリスマス&新年を!